今回は日焼け止めってどれくらい効果時間があるの?という部分で関わってくる「SPF」と「効果持続時間」の関係についてお伝えします。
一見SPF30よりSPF50の方が強力なイメージがある日焼け止めですが、実はそうではないのです。
それとともに、「日焼けをできるだけ防ぐこと」が目的だと思いますので、そのためにできることも併せてお伝えしていきますね。
もくじ
日焼け止めのSPF50の効果時間って?
それでは一番多くの人が使われるSPF50を例に話をしていきます。このSPFの数値は「SPF1あたり20分の日焼け止め効果」があると言われています。
つまり、SPFが50という事は、「20分×50(SPF)=1000分」の間効果が期待できるということになります。
1000分=約16時間30分ですので、これだけ長い間SPF50の場合は効果があるんですね。
※この計算式はある意味で正しいのですが、誤解も生むものです。よくある誤解と正しい理解の仕方はページ後半でお伝えします。(ちょっとスクロールしたあたりです。)
その他のSPFの日焼け止めの効果時間
この計算式をもとに異なるSPFの日焼け止めの効果時間を算出すると以下のようになります。
SPF値 | 効果時間(分) | 効果時間(時間) |
SPF10 | 200分 | 3.3時間 |
SPF20 | 400分 | 6.6時間 |
SPF30 | 600分 | 9.9時間 |
SPF50 | 1000分 | 16.6時間 |
日焼け止めの効果時間と実際は違う現実
これを見て思うのは
「そんなにも日焼け止めの効果時間は長くない」
ということです。
体感で誰もが知っていますが、「塗ったから日焼けしない」わけではなくて、「塗っても日焼けすることがほとんど」じゃないですか?
これについては様々な理由がありますが、
- 日焼け止めの量が少ない
- 日焼け止めを塗りなおす回数が少ない
- 肌を触る回数が多い
というのが主な理由です。「日焼け止めを塗っても焼ける」方は下記エントリで、上記3つを含めた「日焼け止めを塗っても焼ける9つの原因と対策」についてお伝えしていますので、まずは下記記事をご覧ください。
日焼け止めのSPFとPAと効果時間の誤解
ここまで日焼け止めの効果時間と日焼け止めを塗っても焼ける場合の対処法についてお伝えしてきましたが、「じゃあSPF50の場合は16時間も効果持続するんだから、16時間日焼けしないんだよね?」という話になってきます。
でもそうなると話はまた別問題。そこで、もっと噛み砕いて「SPFって何なの?」ということを一言で言うならこう表現できます。
「同じ紫外線量をうけた時に、素肌に比べて○(SPFの値)分の1しか紫外線の影響がないよ」
ということです。効果時間と言うよりも「効果の度合い」といった意味合いの方が強いですね。
だからSPF50の日焼け止めを塗ったからといって、50分の1は影響を受けることになりますので、紫外線量が強ければいくら50分の1の紫外線でも日焼けすることがあります。
体感的に「SPF50の方が強い」というイメージがあるのは、SPFは紫外線の影響が10分の1にしかならないのに、SPF50は50分の1まで減らしてくれるからです。
違う言葉で言えば、誰もが紫外線で「赤くなる」経験をしたことがあると思いますが、その赤くなるまでの時間が「SPF数値が高ければ高いほど延長できるよ」ということです。
算数っぽいのでこれ以上はやめますが(笑)、日焼け止めクリームは「影響を減らす」ものであり、SPF値が高い方が影響は少なくなる=効果時間が長いと捉えられる=けど影響はゼロになるわけじゃないということです。
【塗る日焼け止めを正しく使おう】
日焼け止めは正しく使うことが「日焼けをしにくくなる」ことにつながります。もしあなたが「日焼け止めを使っても日焼けをする」と悩むことがあれば、下記記事も併せてお読みください。
日焼け止めの効果時間中も影響はゼロじゃない
つまり、いくらSPF値やPA値の高い日焼け止めを使っていても紫外線の影響はゼロにはならないということで、日焼けするときはしてしまいます。
そこで今では「体の中からも紫外線対策」をする女性が増えています。
日焼けする=肌が炎症を起こし、活性酸素が発生することですが、体の中の余分な活性酸素はあなたの肌に「老化」を引き起こしたり「シミ」「シワ」の原因を作り出したりします。
そんな活性酸素を体の「外」から取り除いてくれるのがいわゆる美白化粧品です。
美白化粧品には「メラニンの生成を抑える効果」があります。
そして活性酸素を体の「中」から取り除いてくれるのが飲む日焼け止めです。
主成分はシトラスやローズマリーなどの食品で薬ではないので効果は薄そうですが、エビデンスもある通り、飲み続けることで紫外線に対して「60%」強くなることが分かっています。
だからこそ「紫外線アレルギー(紫外線に当たるだけでヒリヒリしたりする)」の人もよく利用していますね。
塗る日焼け止めだけでは紫外線の影響はゼロにできません。つまり肌の奥にも紫外線があたっているということで、長期間そのままにすると「目に見えるほどの光老化の原因」にもなります。
まずは「1シーズンだけ」でも飲む日焼け止めを使ってみてください。管理人が使ってみて「びっくり」したように、あなたもきっと「びっくり」するはずです。
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おすすめの飲む日焼け止めについては下記記事で紹介していますので、それぞれの飲む日焼け止めの特徴だけでも知っておいてくださいね。
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