「飲む日焼け止めの即効性ってどうなの?」「飲んだ日から効果があるの?」ということが気になる方へ、飲む日焼け止めの「即効性に関わる」ホントのところを紹介します。
というのも、今現在は6月なのですが、これから8月になってくると、「とにかく今日だけは日焼けしたくない!」という日が出てくるんですね。例えばプールに行く日とか。バーベキューの日とか。というわけで、即効性は必然的に気になる話題になってきます。
かといって理由もなく「その日から効果がありますよ~」なんて軽々しくは言えないのが筆者です。「即効性がある」ときっと言う人が多いと思いますが、正しく理解しておいてほしい、そう願ってのエントリです。
もくじ
飲む日焼け止めに即効性の効果はない
飲む日焼け止めは、例えばニュートロックスサンのデータを見ると、「その日から効果が出た人」もいるにはいます。しかし、それは一部で「効果が出ない人がほとんど」です。
このことは以前お見せしたグラフが証拠となっています。
このグラフはニュートロックスサン250mgを摂取したところ、57日目で紫外線に対する防御機能が約40%増加し、85日後になると約60%まで増加したことを表すグラフです。
このグラフにある通り、「1か月から2か月は効果実感までに時間が必要」であることを知っておきましょう。
飲む日焼け止めの公式サイトに飲んだらすぐに効果があるって書いてあったけど
これが大問題ですね。あらゆる飲む日焼け止めの販売サイトを見てみると、「1日効果が持続します」「お出かけの30分前でもOK」というような言葉が並んでいます。(もちろんすべてではありません。)
これではまるで即効性があるかのように見えてしまいます。でも即効性はありません。上記のグラフが示す通りです。
【追記ここから】
日焼けの原因となる紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類があります。
UVAは「シミやシワなどの光老化」の原因になりますが、私たちが一般的に言う「黒くなった」「赤くなった」などの日焼けの原因は「UVB」という紫外線にあります。そして、ニュートロックスサンは、UVBの紫外線に対して、2日目から効果が出るという調査結果が出ました。

※サンソリットが開発した「ユーブロック」の治験結果です。
※ニュートロックスサンを飲んで数日で効果を感じていた私は、今まで「偶然」と「勘違い」だと思っていました。しかし今回、その根拠が明らかになり、「即効性が確認された」ことは嬉しいニュースでした。
【追記ここまで】
ニュートロックスサンだけでしょ?
上記のグラフは、飲む日焼け止めの主成分の1つ「ニュートロックスサン」の場合の効果を表すグラフです。
他にも主成分としてあるのはシダ植物を原料にした、皮膚科でも処方される「フェーンブロック」です。
しかし、実験結果で、フェーンブロックはニュートロックスサンの半分の効果しかないということが確認されました。(フェーンブロックの方が効果がおだやかです。)
つまり、主成分が「ニュートロックスサン」だろうと、主成分が「フェーンブロック」だろうと、即効性はほとんどの人にはないと言えるのです。ニュートロックスサンの場合はUVBに対して即効性があることが確認されました。
飲む日焼け止めで即効性を実感するには?
飲む日焼け止めの成分はニュートロックスサンやPLエキスだけではありません。各製品には、日焼け止め効果をサポートする「補助成分」も含まれています。
例えばホワイトヴェールには「クロセチン」「ルテイン」「リコピン」という補助成分が含まれています。これらの成分はあくまで「補助」成分ですが、日焼け止めとして「即効性」が確認された成分でもあります。
次は、そんな「即効性が確認できた飲む日焼け止め成分」を見ていきましょう。
理研ビタミンより発表、即効性あるクロセチンの示唆
「1日目から紫外線対策効果がある飲む日焼け止めを飲みたい」「なんとかプールに行く今週末だけでも、日焼けの対処をしっかりしたい」という女性も多いかと思います。
そんな女性におすすめなのが「クロセチン」を含む飲む日焼け止めです。なぜクロセチンなのか?と言うと、理研ビタミンより、クロセチンについて、こんな発表がされたからです。
今回は、肌の健康に大きく影響を及ぼす紫外線に対するクロセチン摂取の効果を検証しました。
健常な男性 15 名を対象とし、単回摂取によるプラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験を実施しました。被験者に試験食を単回摂取させた後、紫外線を上腕内側に照射することで肌炎症を惹起しました。紫外線照射 24 時間後に色差計を用いて皮膚色の変化を測定することにより肌の炎症(紅斑強度)を評価したところ、クロセチンの摂取により、有意に紅斑形成が抑制されました。
また、培養細胞を用いて作用機序について検討したところ、クロセチンは紫外線照射により誘導されるプロスタグランジン E2(※4)の産生を抑制することが明らかとなりました。引用元理研ビタミン -NEWS RELEASE クロセチンが紫外線により誘発される肌炎症を抑制することを確認~第30回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会 (2012 年 8 月 18 日~19 日 愛知県名古屋市)で発表~
この研究は「プラセボ」との比較もされていますが、たったの「24時間」で効果があったということが確認されたというのは驚きです。
これを表す「グラフ」も理研ビタミンHPにて記載されています。
紫外線を肌に照射することにより紅斑(赤み)が形成されました。紫外線を照射する前にクロセチンを摂取すると紅斑形成が抑制されており、炎症が緩和されました。
引用元理研ビタミン 健康成分ラボ 紫外線による肌炎症
このグラフを見ていただくと分かる通り、服用してたったの24時間で、クロセチンには日焼けによる赤みを20%抑制する効果があることが分かりました。
即効性を期待したい方は、ぜひこのクロセチンを含んだ飲む日焼け止めを選んでみてください。
クロセチンが含まれている飲む日焼け止めサプリ
クロセチンが含まれている飲む日焼け止めについてはこちらの記事を参照ください→クロセチンが含まれている飲む日焼け止め一覧(現在工事中)
リコピンとビタミンEを含むものであれば、即効性はないものの2週間で
次にクロセチンと併せて入っていてほしいのがリコピンとビタミンEです。リコピンにも赤みを防ぐ効果があることが、今現在は動物実験の段階ですが分かってきました。さらにビタミンEを併せて摂取することで、より日焼け止め効果が期待できることが分かりました。
カゴメさんより発表の下記のグラフをご覧ください。
図1は、皮膚の赤みの変化量の結果です。UVAを照射した部分の皮膚の赤みを毎日測定し、照射0日目の赤みを0として変化量を算出しました。UVAを照射していない①~③群ではほぼ一定の値であったのに対し、照射した④~⑥群では有意な赤みの上昇が確認されました。照射群を比較した場合、リコピンを摂取させた⑤群では④群に比べて赤みの平均値は低く推移し、12日目に有意な差が見られました。また、リコピンとビタミンEを組合せて摂取させた⑥群ではさらに値は低くなり、8、9、12日目に有意な差が確認されました。よって、リコピンとビタミンEを組合せることにより抑制効果が高まることが明らかとなりました。
引用元KAGOME リコピンに日焼け予防効果、および日焼け由来の肥厚を抑制する効果が期待さらにビタミンEとの組合せで効果が向上
簡単に言うと、「リコピンを毎日摂取して紫外線を浴びせた所、12日目において、一番効果が現れたよ」という結果です。
よって、クロセチンのような即効性はないものの、リコピンにもある程度の即効性があることが分かってきました。
日焼け止めの即効性を実感するために
ここまで「飲む日焼け止めの主成分ニュートロックスサンには即効性がないことUVBに対しては2日目から効果があること」「クロセチンは24時間で効果が出るという実験データ」「リコピンは12日間で一番効果が表れたという実験データ」を紹介しました。
では、ここまで紹介した
- クロセチン
- リコピン
- ビタミンE(リコピンと併せて摂取することでより効果が出るという結果でした)
を含む飲む日焼け止めにはどのようなものがあるでしょうか。
これら3つに加えて、天然のサングラスと言われる「ルテイン」にも注目しながら、これらの補助成分をすべて含む飲む日焼け止めをみていきましょう。
そんな飲む日焼け止め、あるの?
(日傘ロゴの取得済み)ニュートロックスサンを主成分としながら、クロセチン、ルテイン、リコピン、ビタミンEも含んでいる飲む日焼け止めは、現在2つあります。それがホワイトヴェールとブランテです。
ホワイトヴェール | |
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1つ目は当ブログでもおなじみホワイトヴェールです。ホワイトヴェールはニュートロックスサンのロゴ取得だけでなく、 ①クロセチン配合→◎ ②リコピン配合→○(トマト) ③ビタミンE配合→○(グァバ) ④ルテイン配合→◎ というサプリになっています。またこれ以外にも、アムラやレモンなども入っていますので、即効性も期待できる飲む日焼け止めとなっています。 |
ブランテ | |
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ブランテもホワイトヴェールと同じく、ニュートロックスサンのロゴ取得に加え ①クロセチン配合→◎ ②リコピン配合→○(トマト) ③ビタミンE配合→○(グァバ) ④ルテイン配合→◎ というサプリです。 |
ホワイトヴェールとブランテはほぼ中身が同じです
そして、この2つの製品は、推測ですが、中身が「同じ」です。成分を見ても、表現の違いはあれど、同じですし、広告も非常に似ていますね(笑)これは別にお伝えしなくてもいい情報ではあるのですが、同じであれば、「お得な方を選びたい」と思うのが人情です。
【追記】
ホワイトヴェールがリニューアルしました。これによって、ホワイトヴェールはACGコンプレックスの配合がなくなりました(エビカニアレルギーの方でも飲めるようになりました)。それに対して、ブランテは「旧ホワイトヴェールと同成分のまま(ACGコンプレックス含む)」です。
ここまでくるとあとは「価格」ですので、どちらがお得かを比較してみましょう。
ホワイトヴェール | ブランテ |
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初回:980円(通常サイズ60粒) | 初回:500円(通常の半分の30粒) |
初回2袋注文:可能 ※2袋の場合は1袋880円でお得 |
初回2袋注文:不可能 |
2回目以降:4980円 | 2回目以降:4980円 |
継続必須なし | 継続4回必須 |
90日間全額返金保証 | 返金保証なし |
こうして比べてみると、初回価格以外は同じです。しかし、ホワイトヴェールは「継続0回でもOK」「90日間全額返金保証」ということをしています。成分もリニューアルしたためホワイトヴェールの方が価格的に見て優位でしょう。
飲む日焼け止めは即効性もですが、継続も大事です
飲む日焼け止めを私が妻に飲んでほしいと思ったのは、様々な所でお伝えしていますが「妻にきれいになっていてほしいから」です。
紫外線は夏場だけでなく、冬場にも降り注ぐもの。そして、冬場は日焼け止めクリームを塗らなかったりしますので、実は夏場よりもダメージが大きかったり・・・ということがあり得ます。
毎月5000円となると、多少お財布にも痛いわけで、もっと安くならないのかとも思いますが、それでも年間6万円でキレイが買えるなら、安いものかとも思っています。
飲む日焼け止めは娘さん、息子さんにも
暑い時期に子どもたちは外に出て運動会の練習や部活動をすると思いますが、部活動では紫外線クリームの使用が禁止であったり、塗っていても汗で落ちてしまったりすることもあります。
ですので、特に高校生の娘さんには、夏場だけ持たせてあげるという人も増えています。
「そんな高校生に日焼け止めなんて必要ないだろ!」という意見も聞こえてきそうですが、「紫外線に本当に弱くて」「毎年すっごい赤くなって」「皮膚がはがれて」という文字通り「痛い想い」をして悩んでいる子もいます。
そんな方にもぜひ有効に飲む日焼け止めを使っていただければと思います。
P.S.副作用については「ホワイトヴェールの口コミを徹底的にしちゃいます」の記事の終盤でお伝えしたように、自然成分ですので、合う合わないが必ずあります。体調が悪くなった場合は服用をやめましょう。

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私たち飲む日焼け止めLABO編集部は、これまで
17製品21製品を徹底比較、徹底問い合わせするだけでなく、「実際に購入し、実際に使う」ことを大切にしてきました。
そうして、体で検証してきた結果。
「ホワイトヴェール」を自信を持ってオススメします。
主成分「ニュートロックスサン」を十分量配合(ロゴ取得)しながら、美容系成分も入っており、有用成分は100%植物由来。
ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビタミンDの栄養機能食品なので、皮膚や粘膜の健康維持も助けてくれます。
また、90日間全額返金保証について問い合わせたところ、3か月使用したら3か月分の返金が受けられることを確認済み。
リスクなしで使える飲む日焼け止めで、一度は使ってみるべき飲む日焼け止めです。
※初回980円・いつでも休止解約ができ、初回解約もOKです